Jotformが20周年を迎えたというのは、今でも信じられない気持ちです。
私は2020年、新型コロナウイルスの流行が始まった直後にJotformへ入社しました。そこで初めて、オンラインフォーム業界がどれほど広く、競争が激しく、そして進化を続けている市場なのかを実感しました。同時に、オーナーシップ、コラボレーション、そして成果を称え合う文化の中で、素晴らしい仲間たちと働ける環境にも出会いました。
ここ数年の会社の成長を振り返るだけでも感慨深いものがあります。しかし、その視点をJotform創業の2006年まで広げてみると、現在のJotformがあることへの感謝の気持ちはさらに大きくなります。
20年間続く成長の軌跡
Jotformは、2006年に世界初のWYSIWYG(What You See Is What You Get)オンラインフォームビルダーとして誕生しました。そして2026年には、3,500万人以上に利用されるサービスへと成長しています。
この20年間の歩みは、多くの節目に支えられてきました。その成長を実現できたのは、ユーザーの皆さま、パートナー企業、そしてこれまでJotformを支えてきた社員たちの存在があったからです。
ここからは、Jotformが歩んできた主なマイルストーンを振り返っていきます。
創業初期
数千人規模のユーザー獲得:Jotformの創業初期は、多くのスタートアップと同じように、小さなチームから始まりました。最初は創業者であるAytekin Tankひとり、その後3人体制となり、少しずつチームを拡大していきました。2006年から2007年にかけて、Jotformのユーザー数は数千人規模から数万人規模へと着実に成長していきました。
初の社員採用:2007年、AytekinはJotform初の社員を採用しました。事業としての可能性を確信し、業務を分担していく必要性を感じ始めた時期でもありました。
350万件のフォーム送信:2008年には、Jotform上で約350万件のフォーム送信が行われました。これは、デジタルフォームの価値とビジネスとしての可能性を示す大きな節目となりました。同年には、有料顧客数1,000社を達成しています。
Jotform 3.0のリリース:2010年4月、Jotformはバージョン3.0をリリースしました。このアップデートでは、ユーザーインターフェースの改善や新しいフォーム項目の追加に加え、条件分岐機能や決済サービス連携が初めて導入されました。
100万人のユーザー達成:2013年1月、Jotformはユーザー数100万人を達成しました。これは、多くのテクノロジー企業にとって重要な節目であり、Jotformにとってもプロダクトと市場の適合性(プロダクトマーケットフィット)を証明する大きな成果となりました。同時に、ここからが本当のスタートでもありました。より効率的なインフラへの移行、必要な業務プロセスの整備、そしてさらなる人材の拡充など、本格的な成長に向けた取り組みが始まったのです。
中期
エンタープライズプランの開始:創業10周年を目前にした2015年5月、Jotformは大規模組織向けの初のエンタープライズプランを発表しました。また、この年にはフォームウィジェットの利用数が100万件を突破しています。
192か国へ展開:2016年、Jotformは192か国へサービスを展開し、グローバル企業として大きく成長しました。
Jotform 4.0のリリース:2017年2月、Jotformはバージョン4.0をリリースしました。このアップデートでは、モバイル端末からフォームを作成できる機能が大きな特徴として追加されました。
社員数100名を達成:2018年、創業12年目を迎えたJotformは、100人目の社員を迎えました。多くのスタートアップは急速な採用と組織拡大を進めますが、自己資金経営(ブートストラップ)を続けてきたJotformにとっては、慎重に採用を進めながら、安定した持続的成長を実現することが最適な選択でした。
13の主要機能を搭載したモバイルフォーム:Jotformは、どこからでもデータ収集・管理ができる無料モバイルアプリ、Jotformモバイルフォームをリリースしました。このアプリでは、オフライン対応を含む13の主要機能が大きな特長として紹介されました。
近年の成長
4つの重要なローンチ:2020年は、多くの人にとって忘れられない一年となりました。Jotformにとっても、Jotformテーブル、レポートビルダー、スマートPDFフォームを含む4つの重要なプロダクトローンチを実施した節目の年でした。しかし、その中でも特に意義深かったのは、「Coronavirus Responder Program」の立ち上げです。このプログラムでは、新型コロナウイルス対策に取り組む医療機関、政府機関、非営利団体に向けて、HIPAA対応の無制限プランを無償提供しました。
1,000万人のユーザー達成と2つの新製品:2021年3月、Jotformはユーザー数1,000万人を達成し、現在のブランドデザインへのリブランディングも実施しました。また、この年には「Jotformアプリ」と「Jotformアプルーバル(現在のワークフロー)」という2つの主要プロダクトもリリースされています。
Jotformサインの登場:2022年3月、Jotformはユーザー数1,500万人を突破しました。さらに秋には、数分で電子サインドキュメントを作成・共有できる「Jotformサイン」をリリースしました。
2冊の電子書籍シリーズ:2023年、Jotformは電子書籍シリーズ「Jotform for Beginners」を2巻構成で公開しました。このシリーズでは、Jotformの歴史や製品、機能について分かりやすく紹介しています。また、同年にはユーザー数2,000万人を達成しました。
5,000万フォーム達成:2024年、世界中のユーザーによって作成されたフォーム数が5,000万件を突破しました。さらに、この年にはユーザー数2,500万人にも到達し、年間500万人以上のユーザー増加を3年連続で記録しました。
16チャネル対応のAI Agents:2025年、JotformはAIエージェントをリリースしました。AIエージェントは、ブランドに合わせてカスタマイズできる自動応答アシスタントで、リアルタイムかつ自然な会話で顧客対応を行えます。さらに、16種類のチャネルでタスク自動化に対応しており、幅広い顧客接点で活用できるのが特長です。また、この年はJotformが年間1,000万人増という、過去最大規模のユーザー成長を達成した初めての年にもなりました。
数々のマイルストーン
Jotformがこれまで達成してきた数々の成果は、ユーザーの皆さまの支えなしには実現できませんでした。皆さまからいただくフィードバックやサポートは、現在もJotformの成長を支える大切な原動力となっています。
ここでは、2026年時点のJotformを象徴する主な数字をご紹介します:
- 20,000のフォームテンプレート
- 世界中で3,500万人以上のユーザー
- 16言語対応・190以上の国と地域で展開
- 600人以上の従業員
- 世界7か所のグローバルオフィスを運営
- 2021年以降、売上248%以上成長
- 決済フォーム経由で年間20億ドル以上を処理
- 教育機関・非営利団体向け割引により年間500万ドル以上を支援
- AIエージェントによる年間30万件以上の会話対応
20年間で数多くのマイルストーンを達成してきたJotformですが、私たちはこれからの未来にもこれまで以上に大きな期待を抱いています。



コメントの送信: