BMI計算のためのGoogleフォームの作成
- Googleフォームで、身長や体重などの情報を入力してもらう問診・評価フォームを作成します。
- フォームの回答をGoogleスプレッドシートと連携させ、データを自動で収集します。
- スプレッドシート上でBMI計算式を設定し、自動的にBMIを算出します。
操作しながら学べるステップガイド
近年、オンラインフォーム作成ツールは、栄養士や健康管理の専門家にとって欠かせないツールとなっています。これらのプラットフォームを使うことで、患者の受付や評価のプロセスを効率化し、大幅な時間短縮が可能です。患者の基本情報や食事の好み、病歴など重要な情報を安全かつ手軽に収集できるだけでなく、最近ではBMI(体格指数)の自動計算まで実現できるようになりました。
Googleフォームを使えば、必要な手順をきちんと踏むだけでBMIの自動計算が簡単に実現できます。本記事では、BMI計算用のGoogleフォームの設定方法をわかりやすく解説します。また、自動BMI計算をさらに手軽にできる別のフォーム作成ツールの活用法もご紹介します。

Googleフォームのベストな代替ツールは?
Jotformは充実した機能を備えたフォーム作成ツールで、モバイルにも対応しています。業界最多の連携サービスを持ち、支払いの受付やワークフローの自動化、リードの収集など、多彩な用途に活用できます。
BMI計算用Googleフォームの作り方
Googleフォームを使えば、患者さんがフォームに入力した情報をもとに自動でBMIを計算できます。簡単なGoogleフォームを作成し、その回答が集まるスプレッドシートに少しだけコードを追加するだけで実現可能です。ここでは、BMI計算用のGoogleフォームの設定方法をご紹介します。
パート1: Googleフォームで問診・評価フォームを作成
- forms.google.comにアクセスし、まだログインしていない場合はGoogleアカウントでサインインします。
- + 空白ボタンをクリックして新しいフォームを作成します。
- フォームに患者さんの名前や連絡先など必要な質問を追加してカスタマイズしましょう。身長、体重、性別、年齢に関する質問も必ず含めてください。
※注意※ BMIを計算するには患者さんの身長と体重だけが必要です。ただし、GoogleスプレッドシートでBMI計算を正しく行うためには、体重はポンド(lbs)、身長はフィートとインチの組み合わせではなく、総インチ数で入力してもらう必要があります。フォームにはその旨の説明を必ず記載しましょう。
パート2: フォーム送信をGoogleスプレッドシートに連携
- フォームのカスタマイズが完了したら、上部の回答タブをクリックします。
- 右上にある、スプレッドシートで表示ボタンをクリックすると、新しいGoogleスプレッドシートがフォームに連携されるか、すでに連携されているスプレッドシートを確認できます。
パート3: BMI計算機を設定
- BMIを計算したい空の列を選択します。
- その列に分かりやすいタイトルをつけます(例:BMI)
- BMI列の最初の行に、患者さんのBMIを計算する数式を入力します。アメリカの単位系(ポンド・インチ)でのBMI計算式は、BMI = 体重(ポンド)÷ 身長(インチ)× 身長(インチ) × 703 です。
- この式に各行に特有のセル参照を埋めることで、BMIを自動的に計算します。例えば、データの1行目で体重がB列、身長がC列の場合、数式は次のように入力します:
=B1/(C1)^2*703.
- この式に各行に特有のセル参照を埋めることで、BMIを自動的に計算します。例えば、データの1行目で体重がB列、身長がC列の場合、数式は次のように入力します:
- 式をすべてのデータ行に適用するために、式を下にドラッグします。これでフォームを送信した人全員のBMIが自動で計算されます。
この数式を設定しておけば、新しい患者さんの基礎となるBMIを簡単に把握でき、評価時の参考にすることができます。
JotformがBMI計算でGoogleフォームの優れた代替となる理由
Googleフォームは、患者向けに手軽なデジタルフォームを作成したい栄養士や健康管理の専門家にとって優れたツールです。しかし、BMI計算に関してはまだ改善の余地があります。幸いなことに、市場にはGoogleフォーム以外にも多くの選択肢があります。
Jotformは、1万種類以上のカスタマイズ可能なテンプレートを備えた無料のオンラインフォーム作成ツールで、Googleフォームの優れた代替として注目されています。使いやすいインターフェースと豊富なカスタマイズ機能により、誰でも簡単に見栄えの良いプロフェッショナルなフォームを作成できます。
JotformのBMI計算ウィジェットを使えば、ユーザーはフォーム内で簡単にBMIを計算できます。これを有効にするには、ウィジェットをフォームにドラッグ&ドロップするだけで、コーディングは不要です。すべての送信データは自動的にJotformテーブルに記録され、プラットフォームの追加機能によりさらに多くの自動化が可能です。
さらに、このウィジェットでは回答者が普段使い慣れているフィートとインチの形式で身長を入力できるため、総インチに換算する手間がかかりません。新しい患者さんにとっても使いやすく、健康管理の専門家がBMIデータを正確に収集できるよう、計算が標準化されているのが大きなメリットです。
JotformでのBMI計算機の作成方法
Googleフォームよりも簡単にBMI計算を自動化できるのがJotformの魅力です。栄養士や医療従事者向けの活用方法をご紹介します。
- Jotformのフォームビルダーにアクセスします。
- BMI計算ウィジェットを追加したいフォームを開くか、新しいフォームを作成して必要に応じてデザインします。
- 左側のフォーム要素を追加 +ボタンをクリックします。
- ウィジェットタブをクリックします。
- ウィジェットメニューをスクロールするか、検索バーで、BMI計算機を検索します。
- BMI計算ウィジェットをクリックして押さえたままフォームビルダーの画面へドラッグし、フォーム内の表示させたい場所にドロップします。
- BMI計算ウィジェットをニーズに必要に応じてカスタマイズし、ウィジェットを更新をクリックして変更を保存します。
これだけで、Jotformで本格的なBMI計算機を簡単に作成できます。
BMIを知ることは、患者さんと医療従事者の双方にとって、全体的な健康状態の評価や食事のニーズの把握、健康やフィットネスの目標設定に非常に重要です。BMI計算の自動化は、患者さんが自分の健康状態をより理解・管理しやすくするとともに、医療従事者の時間と労力を節約し、より患者とのコミュニケーションに集中できる環境を作ります。
Googleフォームを使ってBMIを計算する方法は、すでに利用しているGoogle製品群をさらに活用できる便利な手段です。ただし、設定にはやや手間がかかるのも事実です。一方で、よりスムーズで洗練された患者評価フォームを作成したい場合は、Jotformが最適です。コード不要で使える多彩な機能がそろっており、誰でも簡単にプロフェッショナルなフォームを作成できます。
写真提供: Dominika Roseclay
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